何年ぶりかで晩秋の弘前公園に行きました。 何気なく歩いていたら そこだけまばゆい黄金色に輝く一帯が目に入ってきました。 丁度微かに風がふき、天から小判が落ちてきたかのような光景が忽然と現れました。 その木のとてつもない大きさとそこに集い遊ぶ子供達の姿は、まるで映画のワンシ−ンでした。 弘前公園にこんな立派な木があったのかと、ただもう、感動です。木のたてがきによると、樹齢 300年(江戸時代中期)以上 、高さ25メ−トル 、幹周り5.4m、雄のイチョウの木だそうです。 毎日 せかせかと働いている自分・・何かすると責任逃れするような優柔不断な態度の自分。 そんなちっちゃな小心ものの自分を、大きくやさしく包み込むような大木の、なんと、デンとした たたずまいなんだろう。こんな自分でも何か一つ何百年後に名も知れず、 しかし人に感動を 与えるもの残したいなー。 津軽の心意気みたいなもの残したいな、なんて柄にも無く思った、 そんな1日でした。 (ハマダおやじ) 緑滴るとか、もみじ燃えるとか、 葉の形容は色々ありますがこれは 何と言えばいいのでしょうか。 黄金降り積む・・みたいな・・・ ※今年はもう散ってしまったけれども、来年、この時期(11月上旬)弘前公園を訪れることがあったら、 是非この木を探してみてください。本丸裏・蓮池の向こう左手の林の中に「存在」しています。 |
実はこの日は「弘前城もみじと菊まつり」最終日でした。 11月にこんなにお天気の良い日も珍しく、おかげで、どこも 皆美しかった・・・人出も多かったんですよ(写ってってない けど)ただ会場の植物園や本丸以外のところもホンッと きれいなので、観光のお客様には是非園内くまなく歩いて 頂きたい・・・特にイチョウの木など・・・ ※画像は全て拡大できます。 |
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